東海道新幹線の指定席など 車内改札廃止へ
JR東海は東海道新幹線の指定席とグリーン席について、車掌が切符を確認する車内改札を来年春からとりやめることになった。
東海道新幹線では現在、車掌が座席で乗客1人ずつに対し、切符を確認する車内改札を行っているが、乗客からは煩わしさなどから否定的な声も寄せられていた。
JR東海によると、車掌が持っている、乗客の利用状況を把握するための携帯端末の精度が向上し、正確な利用状況を反映できるようになったため、指定席とグリーン席については車内改札をとりやめるという。
一方で、自由席では引き続き切符の確認は行う方針。実施は例年3月に行われる次のダイヤ改正からの予定で、JR東海は「車内改札の省略によって、その分、座席でくつろいでもらいたい」としている。