ドローン活用 和歌山で大規模な災害訓練
和歌山県で29日、大規模な災害訓練が行われ情報収集のためにドローンが活用された。
この訓練は和歌山県沖でマグニチュード8.7の地震が発生し、和歌山県全域に大津波警報が発令されたという想定で行われ、消防、自衛隊など60の機関から約2800人が参加した。
倒壊したビルから逃げ遅れた人を救出する訓練のほかに、4年前の紀伊半島大水害で被害を受けた田辺市の熊野地区では、今回から人が確認に行けない場所にカメラをつけたドローンを飛ばして土砂崩れの被害を確認する訓練が新たに加わり、職員が機器の使い方を確認していた。