柏崎刈羽原発ケーブル設置問題 所長が陳謝
新潟県の柏崎刈羽原発で不適切なケーブルの設置が見つかった問題で横村忠幸所長は2日、地元住民で作る組織の会合で陳謝した。
この問題は、柏崎刈羽原発で原子炉の緊急停止などに使う安全系のケーブルが本来は一般のケーブルと区分して設置しなければいけないところ、混在して設置していたもの。不適切に設置されたケーブルは全号機で計1049本に上る。
2日夜、原発の安全性について議論する地元住民による会合に横村忠幸所長が出席し、この問題について陳謝した。
柏崎刈羽原発・横村忠幸所長「われわれの弱いところがまた出てきたと認識。今回の教訓を生かし、徹底した再発防止対策、教育にしっかり取り組んでいく所存です」
横村所長は、「ハード・ソフト両面での安全性向上に取り組んでいく」と話した。