幻想的風景 伊豆半島の棚田をライトアップ
静岡県の伊豆半島西海岸・松崎町で、棚田のライトアップが始まり、幻想的な風景が広がっている。
松崎町石部の棚田は、標高120メートルから250メートルの西向きの傾斜地に約370枚の石積みの田んぼが広がり、眼下には駿河湾、晴れた日には富士山や南アルプスが一望できる。
稲刈りの終わった田んぼのあぜ道には1800個のLED電球が取り付けられ、周辺の闇で一層際立って、幻想的な田んぼの風景が浮かび上がっている。
石部地区は古くは石火と呼ばれ、火をともして海上交通の目印としていたことから、これにちなみ、ライトアップを始めたという。
このライトアップは来年2月7日までで、連日、夕方になると自動点灯する。