詐欺とか知らない~強制捜査の高校の親会社
三重県の私立高校が、国が生徒に代わって授業料を支払う「就学支援金」を、不正に受給していた疑いがあるとして、東京地検特捜部が8日に強制捜査に乗り出した。
特捜部の強制捜査を受けたのは、三重県伊賀市の私立高校「ウィッツ青山学園」など。国が生徒に代わって高校の授業料を支払う「就学支援金」を不正に受け取っていた詐欺の疑いが持たれている。
関係者によると、学園は受給資格のない複数の生徒を通信制の課程に入学させていたとみられるという。この学園は株式会社が運営していて、8日夜、親会社の代表取締役が取材に応じた。
学園の親会社・代表取締役「詐欺を働いたとか全く知りません。現場にはタッチしてませんから」
特捜部は8日、この親会社も家宅捜索していて、今後、不正受給の実態解明を進める方針。