羽田新飛行ルートめぐり国交省が住民説明会
東京都心上空を低い高度で飛行する新たな航空機のルートについて、国土交通省は神奈川・川崎市で住民説明会を行い、騒音対応などを説明した。
羽田空港は、2020年までに、都心の上空を低い高度で飛ぶ新たな飛行ルートを採用し、国際線の発着便数を約1.7倍に増やすことを検討しているが、この飛行ルートについては近隣住民から、騒音や事故などへの不安の声が多く寄せられていた。
このため国土交通省は11日、住民説明会を行い、着陸時の飛行高度を上げるなどの騒音対策を説明したり、機影の見え方や騒音のレベルを体験できる動画などを紹介したりするなどした。
説明会に参加した住民「(夜の)音はきっと昼間より敏感に感じると思うので(不安です)。航路がかたまらないようにするのも一つの策かな」
住民説明会は、来年1月末まで、都内を中心に18か所で行われる。