旭化成建材「体制に不備」住民説明会で謝罪
北海道釧路市の道営住宅で杭(くい)打ちデータの改ざんが相次いだ問題で、1日夜、旭化成建材の担当者が住民説明会に出席した。
北海道内で最初に発覚した釧路市美原の愛国団地の住民に対する説明会に、旭化成建材の2人が出席した。説明会で旭化成建材側は、杭打ちデータの流用を謝罪し、住民からは建物の安全性やデータ改ざんの原因について質問があり、1時間ほどで終了した。
旭化成建材・萩元斉事業本部長「(工事の)施工報告書が一部しか残っていなかった。あまりに我々の管理体制に不備があったと認めざるを得ない」
今後の地盤調査については調査方法を検討した上で、年内にも実施する方針を明らかにした。