3か月予報 暖冬続き…春の訪れも早く
気象庁は来年1月からの『3か月予報』を発表した。年明け以降も全国的に気温が高い状態が続き、北日本を除いて早い春の訪れとなりそうだ。
この冬は北からの寒気の影響が長続きせず、今月中旬は北日本と東日本で1961年の統計開始以降、最も気温が高くなっている。
気象庁が25日に発表した来年1月から3月までの『3か月予報』によると、強いエルニーニョ現象の影響と日本付近への寒気が流れ込みが弱いため、来月は全国的に気温が高くなるという。
2月から3月にかけては北日本で冬型の気圧配置の日が多く気温は平年並みとなりそうだが、東日本と西日本、沖縄・奄美地方では南からの暖かい空気が流れ込んで気温が高くなるため春の訪れが早くなる見込み。
気象庁は、暖冬傾向が続くものの一時的に寒気が日本付近に南下して日本海側を中心に大雪になることもあるため、最新の気象情報に注意してほしいとしている。