阪神・淡路大震災21年 福島からも祈り
阪神・淡路大震災から21年の17日、東日本大震災の被災地、福島県からも祈りがささげられた。
阪神淡路大震災でボランティア活動などにあたったNPO法人「ハートネットふくしま」は、震災の翌年から、被災地に向かい、祈りをささげてきた。
震災から21年となる17日も、約500個のキャンドルをハート形に並べ、地震のあった午前5時46分になると、静かに目を閉じて犠牲者の冥福を祈った。
ハートネットふくしま・吉田公男理事長「こういう機会を通じて忘れないで、阪神の人たちのことを思い直すことが、私たち福島の人間にとっては、自分たちのことを忘れないでほしいということと重なってくる」
東日本大震災は、3月で発生から5年を迎えるが、同じ震災の被災地からも静かな祈りが届けられた。