死亡例も…家庭用マッサージ器の事故に注意
家庭用の電気マッサージ器を使ってケガをしたなどの相談が相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。
国民生活センターによると、全国の消費生活センターに、家庭用の電気マッサージ器を使いケガをしたという相談が昨年11月までの5年半に253件寄せられた。
具体的にはマッサージ器を使っていた80代の女性が圧迫骨折したり、85歳の女性がフットマッサージ器を使用中に操作方法がわからないで止められず脚が赤く腫れ上がったりしたといった相談があったという。中には店や宿泊施設で体験中にケガをする例もあった。
また、死亡事故も起きていて、マッサージ器の布カバーを外して使い、衣類がローラー部分に巻き込まれて窒息死した例も報告されている。
国民生活センターは、マッサージ器について正しい使い方を確認するよう注意を呼びかけている。