パンダ2頭…繁殖準備で同居へ 上野動物園
東京の上野動物園で飼育されているジャイアントパンダ2頭に発情の兆候がみられ、自然繁殖に向けた準備が進められている。
上野動物園で飼育されているジャイアントパンダのオスのリーリーとメスのシンシンは、今年に入ってから共に発情の兆候がみられ、まもなく繁殖期を迎えるという。このため、動物園では、観覧通路の外側にフェンスを設置するなどして、自然繁殖に向け2頭を同居させる準備を進めている。
2頭の間には、4年前、赤ちゃんが誕生したが生後6日で死んでいる。上野動物園は、交尾に適した時期を見極め同居させる予定で、交尾に至らない場合には、人工授精も検討している。