上野のパンダ・リーリー“発情期”示す写真
発情期を迎えた東京・上野動物園のジャイアントパンダ。オスのリーリーのある特徴的な行動をとらえた写真が公開された。
公開された写真は、ジャイアントパンダのオスのリーリーが自分の「におい」を地面や木にこすりつける様子をとらえている。この行動は、発情期になると普段よりも頻繁に行われるという。
上野動物園はオスのリーリーとメスのシンシンが繁殖期に入ったとして4日から展示を中止しているが、リーリーがシンシンに興味を示し続ける一方で、シンシンはリーリーをまだ強く意識していない様子だという。
上野動物園は、数日以内に訪れるとみられるシンシンの発情期のピークに2頭を同居させ、交尾に至らない場合には人工授精を行う予定。