拉致被害者家族 北朝鮮に強力な制裁求める
北朝鮮が人工衛星と称するミサイルを発射したことを受け、拉致被害者の家族からは、北朝鮮に対する強力な制裁を求める声があがっている。
拉致被害者家族会・飯塚繁雄代表(77)「(北朝鮮が)国際社会、日本含めて全くなめてかかっているというのがすごく感じられる。相当厳しい制裁を科していかないと、(北朝鮮が)日本人被害者を帰すという決断ができないのではないか」
横田めぐみさんの母・早紀江さん(80)「本当に何ということをする国なのか、ということがわかるところまできた。(政府には)本気で、一日も早く、生きている人たちを取り返して、ということだけを思っています」
7日に都内で開かれた拉致問題の解決を訴える集会では、ミサイル発射を非難し、北朝鮮に対する制裁を行う際は拉致問題もその理由に明記することなどを求める声明が読み上げられた。