東大初の推薦入試 合格者77人、女子率高
東京大学は初めて実施した推薦入試の合格者を発表した。173人が出願し、77人が合格した。
東京大学の推薦入試は、ペーパーテストでは測れない能力を見る狙いで実施され、年齢に上限はなく、これまでの後期試験の定員100人程度を募集枠としている。173人が出願し、書類選考や面接、小論文などに加え、大学入試センター試験の成績も含めて評価され77人が合格した。
内訳は現役生が70人、浪人生が7人で、去年の2次試験の結果と比べ女子の比率が高かったという。またセンター試験で「第一段階選抜」の基準に達していない合格者もいたという。
大学入試は多様化の傾向が進み、京都大学でも志願者の学ぶ意欲などを評価する「特色入試」が始まっている。