「組み体操」事故防止に向け、提言書を提出
学校の運動会などで行われる「組み体操」による事故が相次いでいることを受け、超党派の国会議員らが事故防止に向けての提言書を馳文科相に提出した。
提言書を提出したのは、自民党の河村建夫元文科相や民主党の平野博文元文科相ら与野党の国会議員。
「組み体操」による事故は、毎年8000件を超えていて危険性が指摘されているが、提言書では各地の教育委員会に子どもの安全を最優先に考えた行動を求めることや、少なくとも死亡事故については自治体が国に報告することなどを求めている。
文科省は、この提言もふまえ、来月末までに、組み体操についてガイドラインを示す方針。