千葉・流山市 小中学校で組み体操を中止へ
事故が相次いでいる学校での「組み体操」の問題で、千葉県流山市は、来年度から全ての小中学校で組み体操の実施を取りやめることを決めた。スポーツ庁によると、取りやめを決めた自治体は全国で初めてだという。
流山市教育委員会によると、市内の全ての小・中学校で、来年度から「組み体操」の実施を取りやめるという。教育委員会は、「子どもたちの安全を配慮したため」と説明している。
学校での「組み体操」は全国で事故が相次ぎ、取りやめの検討が進められているが、スポーツ庁によると、取りやめを決めた自治体は流山市が全国で初めてだという。
「安全配慮義務を果たさなければいけないという中で、より適切な方針を示す方が安心いただけるのではないかと」-馳文部科学相は23日の閣議後の会見でこのように述べ、来月末までに、中止を含め、一定の方針を示す考えを改めて示した。