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文科省「組み体操」ガイドライン作成へ

2016年2月9日 23:02

 学校の運動会などで行われる「組み体操」について、文部科学省は、事故防止に向けたガイドラインを示す方針を明らかにした。

 「組み体操」については、骨折などの事故が相次いでいて、2014年度は「組み体操」の事故でケガをした児童生徒が約8600人に上っていた。これまで文科省は、国がルールを作るものではないとしていたが、9日の閣議後の会見で馳文科相は、「子どもたちの命に関わる問題で重大な関心を持って取り組まなければいけない」と話し、事故防止に向けたガイドラインを作る方針を明らかにした。

 文科省は、事故の原因や実態について教育委員会などへの調査を行い、来月末までにガイドラインを示したいとしている。

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