特殊詐欺KOを ボクシング世界王者が訴え
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東京・品川区では、ボクシングの世界チャンピオンらが、被害があとを絶たない振り込め詐欺などを「ノックアウト」しよう、と訴えた。
28日、東京・品川区のJR大崎駅前では、振り込め詐欺など「特殊詐欺」の根絶を訴えるイベントが行われた。イベントには去年12月に2度目の防衛を果たしたボクシングのWBA(=世界ボクシング協会)世界ライトフライ級王者・田口良一選手も参加し、特殊詐欺の「ノックアウト」を呼びかけた。
田口選手「自分もKOでベルトを防衛していますので、皆さんも特殊詐欺をKOしてほしいなと思います」
去年の都内での特殊詐欺の被害総額は約67億円で、架空請求などの手口が増えているということで、警視庁は引き続き注意を呼びかけている。