アダルトビデオ“被害相談” 違約金請求も
女性が自分の意思に反してアダルトビデオに出演させられてしまう被害が相次いでいるとの調査が発表された。
NGO(=非政府組織)団体の調査によると「出演を強要された」などアダルトビデオへの出演に関する相談が、この4年間で72件寄せられたという。タレントとしてスカウトされたのにアダルトビデオに出演させられたり、出演を拒否すると高額の違約金を請求されたりしたケースもあったという。
ヒューマンライツ・ナウ事務局長、伊藤和子弁護士「これ以上被害が継続しないよう、ぜひ立法などに働きかけていきたいと思います」
被害にあった女性たちは、「モデル契約」と呼ばれる不透明な労働契約に基づき出演させられるケースが多く、調査に当たった団体は法整備が必要だと指摘している。