50年に温室効果ガス80%減~初めて明記
政府は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を、2050年に現在よりも80%削減することを初めて明記した計画を取りまとめた。
これは、去年採択された国際的な温暖化対策の枠組みの「パリ協定」に基づくもので、世界全体で温暖化対策を進めることが各国に求められている。これを受け、政府は2050年の温室効果ガスの排出量を、現在に比べて80%削減することを初めて明記した計画を取りまとめた。また、省エネルギーやLED照明などの普及で、家庭や企業での排出量を減らすほか、太陽光発電などの再生可能エネルギーを拡大するとしている。
今後は80%の削減に向けた長期的な対策が課題になる。