自転車の危険運転摘発 約半年で9133件
自転車で危険な運転を繰り返した人に、安全講習を義務づける制度が去年6月に始まったが、これまでに全国の警察が危険行為として摘発した件数は今年1月末の時点で9133件だったことが警察庁のまとめで分かった。
警察庁によると、摘発件数が最も多かったのは大阪の3069件で全体の3分の1あまりを占め、次いで東京の2281件、兵庫の954件と続いた。2回以上摘発され、安全講習を受けたのは東京や大阪などの10代から40代の男性8人だった。
また、違反の種類では信号無視が1番多く、3891件で全体の4割を超えたほか、遮断機を無視した踏切への立ち入りが2232件、携帯電話をしながら運転し、事故を起こすなどの安全運転義務違反が1152件となっている。