日航とイオン 有事に緊急支援物資輸送へ
東日本大震災から5年を前に日本航空とイオンは7日、有事の際は協力して緊急支援物資を輸送するとの覚書を締結し、170キロの物資の輸送訓練を行った。
羽田空港では7日、イオンが準備した食料とトイレットペーパー、計170キロの物資を、日本航空機で徳島空港へ輸送する訓練が行われた。
東日本大震災では道路が寸断され、支援物資が陸路では被災者に届けられない事態が起きた。こうした教訓を踏まえて、日航とイオンは7日、大災害などでは協力して支援物資を空輸で届けるとの覚書を締結し、訓練が行われたもの。
今後、災害発生時には、日航が現在就航している国内55の空港を対象に空輸し、空港から被災地まではイオンが物資を届けるという。