東京大学理科3類 入試で面接試験再開へ
東京大学は10日、理科3類の入学試験で面接試験を再開すると発表した。
東京大学によると、理科3類の入学試験での面接試験は、2018年2月の前期日程2次試験で導入される予定で、1999年から2007年まで実施されて以来、11年ぶりの再開となる。
東京大学によると、理科3類への入学者のほとんどが医学の道に進むが、一部に医学への意欲が低い学生がいたことや、国立大学の医学部の入学試験で面接試験を導入していないのは東京大学だけということから、入学前の学生の意欲を確かめるために面接試験の再開を決めたという。
東京大学は、今の医学では、学生の時から患者と接する機会が増えているとして、コミュニケーション能力が高く資質のある学生を、学力だけでなく多面的に選抜したいとしている。