「組み体操」事故防止へ スポーツ庁が指針
学校の運動会などで行われる「組み体操」の事故が相次いでいることを受け、スポーツ庁は事故防止の指針を全国の教育委員会に通知した。
スポーツ庁によると、過去46年間に「組み体操」が原因とみられる事故で9人が死亡していることがわかった。骨折などの事故も例年8000件を超えていて、スポーツ庁は、事故防止に向けての指針を全国の教育委員会に通知した。
通知では、各学校で安全対策を徹底し、「タワー」や「ピラミッド」など危険性の高い技について、安全の確保ができない場合は、行わないよう求めた。しかし一律の規制は見送り、各地の教育委員会に判断を任せた形。