自転車の事故減へ ヘルメット着用呼びかけ
自転車の転倒による死亡事故を減らそうと、警視庁は、サイクリングしながらヘルメット着用を呼びかける住民による啓発隊を発足させた。
警視庁杉並署が発足させたのは「クールサイクリング展示啓発隊」。有志で募った杉並区民ら9人で編成され、個性的な柄のヘルメットで市民にも着用を呼びかけるという。
自転車が関わる死亡事故は去年1年間で都内で33件起きているが、その7割は頭のケガが致命傷だった。
古川貞一署長は発足式で、「走る広告塔となってヘルメットの着用につなげていってほしい」などと話した。