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小児クリニックで3種ワクチン混ぜ予防接種

2016年3月31日 21:19

 東京・北区の小児科クリニックで、定期接種化されている3種類のワクチンを混ぜ合わせて1回の注射で接種していたことがわかり、北区は事故として厚生労働省に報告した。

 誤った方法で定期接種をしていたのは、北区にある優英会赤羽小児科クリニックで、去年11月から麻疹と風疹のワクチン、水疱瘡ワクチン、おたふく風邪ワクチンを3回に分けて注射しなくてはならないところを、混ぜ合わせて1回の注射で接種していたという。

 北区によると、この方法で接種した可能性がある幼児は36人にのぼる。クリニック側は子供に3回注射するのは気の毒だから、混ぜて1回でもできると言って保護者に了解を得た、などと説明しているという。今のところ健康被害は報告されていない。

 北区は予防接種の事故として厚労省に報告するとともに、事故調査委員会を設置した。

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