ワクチン「3回目接種」議論へ 厚労省
新型コロナワクチンの3回目接種について、田村厚生労働大臣は、17日にも専門部会を開き、方向性などについて議論を始めることを明らかにしました。
田村厚生労働大臣「科学的な観点からご議論いただきたいと思っております。結論に関してはなるべく早く出してまいりたいと思っております」
田村大臣は、新型コロナワクチンの3回目接種いわゆる「ブースター接種」について、17日にも専門部会を開き、方向性の議論を始めるとした上で、早急に結論を出したいと述べました。
ブースター接種をめぐっては現在、ファイザーやモデルナが臨床試験を行うなどして、安全性や抗体価の変化などのデータの収集をしています。
また、部会では、モデルナとアストラゼネカなど異なるワクチンを打つ交差接種のあり方についても議論する方針です。
田村大臣はまた、「変異株の感染力は非常に強く、特に冬場は注意が必要なので、医療提供体制の構築を急ぐ必要がある」と述べました。