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攻めすぎな「牛乳パックスイーツ」開発秘話

2016年4月13日 20:58
攻めすぎな「牛乳パックスイーツ」開発秘話

 インターネット上で話題となった言葉を毎回一つ取り上げ、日テレNEWS24・デジタル編集チームが取材する「Hot Word」。13日は「牛乳パック入りスイーツ」。

 「牛乳パック入りスイーツ」という言葉を含んだツイートの数が4月8日夜、急激に伸びた。ツイートの中身を見ると、「衝撃的だ」「攻めすぎている」「かぶりつきたい」などと大反響で、キッカケになったツイートは、2万以上もリツイートされた。

 牛乳パックに入ったスイーツは現在、6種類販売されている。「水ようかん」「杏仁豆腐」「コーヒーゼリー」「カスタードプリン」「オレンジゼリー」「レアチーズ」。中身は液体ではなく、固体だ。

 「牛乳パックスイーツ」を開発したのは、スーパーマーケットチェーン「業務スーパー」を展開している「神戸物産」。「牛乳パックスイーツ」を製造している「豊田乳業」は、神戸物産の完全100%子会社。

 会社側に取材した。

--6種類のうち、最初に売り出したのはどれですか。

 2014年11月に売り出した「水ようかん」と「杏仁豆腐」です。次に「コーヒーゼリー」を昨年9月に、「カスタードプリン」「オレンジゼリー」「レアチーズ」を今年3月に売り出しました。


--そもそも、牛乳パックスイーツを作った理由は。

 「競争が激しいスーパー業界、当たり前のことをやっても勝てない」「いかに面白いモノを作るか」を考えた結果、牛乳パックスイーツにたどりつきました。

 神戸物産のモットーして、「牛乳屋で牛乳を作るな。豆腐屋で豆腐を作るな」(当たり前のことをするな)があります。他社と同じ機械で同じ商品を作っても価格競争となってしまいます。その考え方がベースにあって、牛乳パックと牛乳の包装機で何かオリジナル商品ができないかということになり、これらのアイデアに至りました。


--アイデアを考えたのはどんな人たちですか。

 開発者は20代の女性社員たちです。


--「牛乳パックスイーツ」の販売に、会社内から異論などはありましたか。

 異論はありました。1キロという量は、一般のお客さまが食べきれる量ではないので、「一般受けしないのではないか」という反対意見もありました。これまでに例のない商品なので、売れる見込みも全くの未知数でした。


--商品開発で苦労したことはありますか。

 1キロという重さですので、冷やして固める工程で苦労がありました。


--「牛乳パックスイーツ」シリーズで、開発したけどボツになってしまった商品はありますか?

 具体的に言えませんが、あります。色々なテストなどを繰り返して洗練された商品が店頭に並んでいます。


--牛乳パック以外の「新シリーズ容器」の開発・構想などはありますか。

 すでに販売されているものだと、豆腐パックを使った冷凍ケーキがあります。今後も開発構想はありますが、これは企業秘密です。これからも「オリジナル・オンリーワン」をモットーに開発していきますので、期待してください!