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気象庁「地震の今後の展開は予測できない」

2016年4月17日 22:31
気象庁「地震の今後の展開は予測できない」

 熊本と大分で相次いでいる地震について、気象庁は活発な地震活動が続いているとした上で、さらに大きな地震が起こる可能性も含め、「地震活動の今後の展開は予測できない」と説明した。

 16日午前1時25分ごろ起きたマグニチュード7.3の地震では、熊本県南阿蘇村や熊本市中央区などで、震度6強を観測している。気象庁によると、一連の地震は依然活動が活発な上に、その範囲が北東・南西方向に広がってきているという。気象庁は、「現時点できのう(16日)未明の地震が本震と考えているが、今後はわからない」として、さらに大きな地震が起こる可能性も含め、「地震活動の今後の展開は現時点で予測できない」と説明した。

 気象庁は、引き続き少なくとも1週間程度は強い揺れに警戒するよう呼びかけている。