気象庁「地震活動、新たに南西側にも」
熊本県と大分県では17日も地震活動が活発な状態が続いている。気象庁は「新たに南西側にも地震活動が活発な領域がみられる」として、今後も激しい揺れに厳重な警戒を呼びかけている。
午前11時現在、熊本県と大分県では、震度5弱以上の地震を14回観測している。気象庁は午前中の会見で、「地震活動が活発な領域が北東側だけではなく、新たに南西側にもみられる」と指摘し、16日から熊本地方の南西部、八代市付近を震源とする地震が相次いでいるとして、今後の強い揺れに警戒を呼びかけている。
また地震活動が活発な状態が続いていて、マグニチュード3.5以上の地震は、午前8時半現在162回と、内陸及び沿岸で発生した地震としては、阪神大震災が起きた1995年以降、一番多くなっている。