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地震活動収まる兆候まだ見られない~気象庁

2016年4月20日 16:40

 地震が相次いでいる熊本県と大分県では、体に感じる地震の回数が700回を超えた。気象庁は、「地震活動が収まる兆候はまだ見られない」として、引き続き、突然の激しい揺れに警戒するよう呼びかけている。

 熊本県と大分県では一連の地震活動が始まって以降、20日午後4時までに体に感じる地震は700回観測されている。19日夕方と夜にも熊本県八代市で震度5強と5弱を観測していて、震度5弱以上の地震はこれまでに17回発生している。

 気象庁は20日午後の会見で、「地震活動が収まる兆候はまだ見られず、気象庁としても今後を見通せない」と説明し、引き続き、突然の激しい揺れに警戒するよう呼びかけた。

 また気象庁は、「熊本県から大分県にかけて非常に広い範囲で地震活動が活発なまま」との認識を示した上で、今後、活発な領域がさらに広がっていくかどうかについても「予測は非常に難しい」として、監視を強めている。

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