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三菱不正 当時の担当部長「自分が指示」

2016年4月20日 18:56
三菱不正 当時の担当部長「自分が指示」

 三菱自動車が軽自動車の燃費を不正に良く見せかけていたことが分かった。

 三菱自動車は20日、会見を行い、軽自動車の燃費を良く見せかけるため、国に不正に操作したデータを提出していたと明らかにし謝罪した。

 不正があったのは、三菱自動車の「eK」「eKスペース」と日産自動車向けに生産している「デイズ」「デイズ ルークス」の4車種、あわせて約62万5000台で、20日、4車種の生産と販売を中止したという。

 日産自動車からの指摘を受けて社内調査を行った結果、不正が発覚したということで、当時の担当部長が「自分が指示をした」と話しているという。実際の燃費は、不正に操作したデータよりも5~10%程度悪くなるとみられるという。