【熊本地震】1670件に立ち入り『危険』
国土交通省によると倒壊などの危険性のある建物は20日時点で、熊本県の益城町と熊本市で1670件に上るという。
建築士らが建物ごとに危険度を判定しているもので、これまでに3119件を判定し、うち半数以上の1670件が今後の地震で倒壊やガラスの損傷などの可能性があり、立ち入りが『危険』と判断されたという。また、立ち入りに注意が必要な『要注意』と判定された建物は約30%の865件だった。
一方、国からの要請を受け、ホテルや旅館の一部では21日夕方から被災者の受け入れが始まるという。高齢者や体調の悪い人などを中心に、順次受け入れを進めるという。