東海道新幹線の車掌、走行中の運転室で喫煙
東海道新幹線の車掌が走行中の運転室でたばこを吸っていたことがわかった。
JR東海によると今月2日夜、新大阪発、東京行きののぞみ408号に乗務していた20代の男性車掌が最後尾にある運転室で電子たばこを吸っていたという。この車掌は、新幹線が発車する際の安全確認などを担当していた。
乗務を終えたあと、車掌が吸い殻を持っているのを別の乗務員が見つけ、JR東海が事情を聞いたところ喫煙を認めたという。列車の運行に影響はなかった。車掌は「今年の3月上旬ごろから、これまでに8回、走行中の運転室でたばこを吸った」と話しているという。
JR東海は、乗務中の喫煙を禁止していて、この車掌について「処分も含めて厳正に対処する」としている。