避難所で食中毒 おにぎりが原因と断定
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今月6日、熊本市の避難所で複数の人が吐き気などを訴え、病院に搬送された問題で、熊本市の保健所は、昼食の「おかかおにぎり」が食中毒の原因と断定した。
この問題は今月6日、地震の避難所になっている熊本市中央区の城東小学校で、6歳から84歳までの34人が吐き気や腹痛などを訴えたもの。このうち21人が入院したが、全員、快方に向かっている。
原因を調べていた熊本市の保健所は、昼食に出された「おかかおにぎり」から、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌が検出されたと発表した。
このおにぎりは当日の朝、熊本市の飲食店が調理したもので、保健所は、温かい状態のまま店から小学校に運んだ際に菌が増殖したとみている。