熊本地震1か月 避難者ら発生時刻に黙とう

最大震度7を観測し各地に甚大な被害を出した熊本地震から1か月になった。被災地では地震が発生した時刻に、犠牲者の冥福を祈った。
地震で大きな被害を受けた益城町の避難所では、一連の地震で犠牲になった49人を悼み、子どもたちが作った49本のキャンドルに火がともされた。
参加者「亡くなった人たちにも失礼にならないように生活したいと思います」
そして、地震が発生した午後9時26分、約30人の避難者が故人の冥福を祈った。益城町では、49人のうち20人が犠牲となったが、町役場でも職員が故人へ祈りをささげた。
地震から1か月がたったが、活発な余震活動への不安はぬぐえず、熊本県内では、14日午後1時半現在で、1万312人が避難したままとなっている。