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熊本地震 日本郵便、臨時に避難所へも配達

2016年5月8日 3:32
熊本地震 日本郵便、臨時に避難所へも配達

 熊本地震では、今も1万4000人以上が避難生活を続けている。こうした人たちに郵便物が届けられないため、日本郵便は、臨時に避難所への配達を行っている。

 熊本県によると、地震で被害を受けた建物は6万5000棟を超え、1万4000人以上が避難している。震度7を2度記録した益城町では、住民への配達物、約7400通が手元に届けられていないという。

 このため日本郵便は、町内に12か所ある避難所への配達を臨時で行っていて、避難している人はお礼の言葉を口にしながら、待ち望んだ手紙を受け取っていた。

 益城郵便局は、どの避難所に誰が避難しているのか、情報を集めているが、いまだ全ての町民の居場所を把握できておらず、円滑な配達を行うために、避難先の連絡や転居届の提出を呼びかけている。