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コンサルタント契約書 JOC会長がサイン

2016年5月24日 16:17
コンサルタント契約書 JOC会長がサイン

 東京オリンピック招致で海外のコンサルタント会社に支払った2億円余りが不正に使われた疑惑が持たれている問題で、日本オリンピック委員会(=JOC)の竹田恒和会長は、契約書には自分がサインしたことを認めた。

 蓮舫議員「2.3億円の契約書のサインはどなたがされましたか?」

 竹田会長「電通の意見推薦を受けて最終的に私にあがってきて私がサインしています」

 蓮舫議員「何が決め手だったのでしょうか?」

 竹田会長「コンサルタントとして値する会社だというデータを事務局が(電通から)受けて、その報告を私が受けて承認しました」

 午前の参議院文教科学委員会に出席した竹田会長は、ブラック・タイディングス社との契約書について、自らがサインをしたことを認めた。その一方で竹田会長は、ブラック社の代表とは直接的な面識はなく、会社がアパートの一室に登録されていたことも「知らなかった」と述べた。