初夏の味覚「ぶどうの女王」初競りで最高値
初夏の味覚・マスカットの初競りが30日朝、大阪の中央卸売市場で行われた。
130年の歴史を持ち「ぶどうの女王」とも呼ばれる岡山県産の「マスカット・オブ・アレキサンドリア」。初競りは30日午前6時前から始まった。今年は暖冬の影響で栽培の管理が難しかったということだが、糖度は高く、いい出来栄えだという。
競りでは1箱、最高で3万円の値が付き早速、大阪の百貨店の店頭に並んだ。店頭では1房700グラム、1万2000円で販売され、甘酸っぱい香りにつられてか買い物客らは足を止め初夏の訪れを満喫していた。