有効求人倍率1.34倍 24年5か月ぶり
職を求める人1人あたり、どれくらいの求人があるかを示す4月の有効求人倍率は24年5か月ぶりの高い水準となっている。
厚生労働省によると、4月の有効求人倍率は、前月より0.04ポイント上昇し1.34倍で、1991年11月以来の高い水準だった。医療・福祉や宿泊業などの求人が増えた。
また、実際に働く場所ごとに計算した都道府県別の倍率では、初めて全ての都道府県で「1倍」を超えた。
一方、31日朝、総務省統計局が発表した4月の完全失業率は、前月から変わらず、3.2%だった。高市総務相は会見で「失業率は18年ぶりの低い水準が続いている」と述べた。