北日本は各地で大荒れ 農作物に被害も
30日から31日にかけて上空に強い寒気が入ってきた影響で、北日本は各地で大荒れの天気となり、被害も出ている。
北海道名寄市では、31日午後2時ごろから突然大雨が降り出し、雨に混じってひょうが降ったとみられる。名寄の1時間雨量は34.5ミリと、5月としては観測史上1位となった。
秋田県鹿角市でも、30日午後に降ったひょうが大量に残っていた。農作物にもひょうの影響がでており、市内のラズベリー畑では茎が折れたり、葉が落ちたりした。さらに、鹿角市の特産品であるリンゴ畑でも実が傷ついたり割れたりしたほか、葉や枝にも被害が出た。
強い寒気は北日本に居座るため6月1日にかけて、落雷や激しい突風、ひょうなどに注意が必要。