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平安時代から続く伝統の「御田植祭」富山

2016年6月2日 21:15
平安時代から続く伝統の「御田植祭」富山

 五穀豊穣を祈る伝統の御田植祭が2日、富山県の神社で行われた。

 御田植祭は富山県射水市の加茂神社に平安時代から続く伝統行事で毎年6月最初の卯の日に行われている。2日は宮司が田んぼに見立てた砂地にモチ米の苗を1本1本丁寧に並べて豊作を願った。

 またイネ科の植物、マコモで作られた長さ約60センチの「大男」と呼ばれる縁起物の人形2体を、宮司が後ろ向きに投げ上げると参拝者はわれ先にと取り合っていた。手にした人はその年、幸運に恵まれるとされている。

 もう一体の大男は、地元の小学生たちが受け取り、学校の玄関に飾る。

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