米・ケリー国務長官から原爆資料館に手紙
4月にアメリカの現職閣僚として初めて広島市の原爆資料館を見学したケリー国務長官から一週間前、資料館に手紙が届いた。
ケリー国務長官からの手紙は、オバマ大統領が広島を訪れた翌日、原爆資料館の館長宛てに届いた。4月に広島市で開かれたG7外相会合に出席したケリー長官は、原爆資料館を見学し、約50分間、被爆者の遺品や資料を見て回った。資料館見学についてケリー長官は、「核兵器の脅威のない世界平和に向け努力することの重要さを確信する」とつづっている。
原爆資料館・志賀館長「説明も聞きながら一つ一つの展示の説明文をきちんと読みながら熱心に見ていただいた」
志賀館長は、資料館見学で衝撃を受けたケリー長官の意見がオバマ大統領の広島訪問を後押ししたと思いたいと話している。