拉致被害者の早期帰国を 福岡市で集会
北朝鮮による拉致問題に進展がみられない中、拉致被害者の早期帰国をあらためて訴える集会が福岡市で開かれた。
福岡市で開かれた集会には、拉致被害者家族会のメンバーや加藤勝信・拉致問題担当相などが出席して開かれ、約250人が参加した。
拉致問題をめぐっては2年前に、北朝鮮が拉致被害者を含む全ての日本人の調査を行うと約束したが、いまだ進展はみられておらず、拉致被害者の家族は1日も早い解決を訴えた。
家族会・飯塚繁雄代表「(高齢化のため)待っている家族はどんどんいなくなっています。今後もどんどん増えないように即対応していただきたい」
加藤勝信・拉致問題担当相「国際社会と緊密に連携しながら北朝鮮に対して強力な圧力をかけていく」
集会のあと、参加者たちは拉致被害者の家族らとともに福岡市の中心部をパレードして、拉致問題の早期解決を呼びかけた。