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拉致被害者家族、ワシントンで思いを訴える

2016年5月3日 12:50
拉致被害者家族、ワシントンで思いを訴える

 アメリカを訪問している拉致被害者家族と加藤拉致問題相が、北朝鮮の人権問題を議論するシンポジウムで国際社会の連携を呼び掛けた。

 日本時間3日午前にワシントンで開かれたシンポジウムでは、田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さん(39)が切実な思いを訴えた。

 飯塚さん「本当に命の問題なので時間が限られているということを我々は本当に理解しなければいけない。明日にも誰かが死んでしまう、明日にも私の家族である母親がもしかしたら死んでしまうかもしれない」

 また、加藤拉致問題相は、国際社会が一体となって北朝鮮に圧力をかけていくことで、被害者帰国に向けた北朝鮮の行動を引き出せると強調した。