東京五輪“暑さ対策”各会場で数値化へ
2020年東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策を進めるため、政府は会場周辺で暑さの測定を始める。
遠藤五輪担当相は10日の会見で、2020年東京大会の暑さ対策を進めるため、来月上旬から会場予定地周辺で暑さの測定を行うと発表した。
対象は会場が集中する東京・江東区の有明地区のほか、長時間の屋外での観戦となるマラソンコースやゴルフ場などの会場予定地で、気温や湿度、日差しの強さを数値化し、熱中症の起こりやすさを示す「暑さ指数」をはじきだす。
また、外国人観光客に日本の夏の暑さの特徴や熱中症の対処方法などを周知することにも力を入れるとしている。