梅雨前線の影響で２０日、九州を中心に大雨の降っている所があり、引き続き、土砂災害などに警戒が必要。

　九州南部では、午後になっても、１時間に３０ミリ前後の激しい雨が降っている。２４時間の雨量は、鹿児島県鹿屋市輝北で２５６．５ミリと、６月として最も多い雨量を観測したのをはじめ、宮崎・えびのでは降り始めからの総雨量（１９日午前３時～２０日午後２時）が３３９．０ミリとなっている。

　西日本は梅雨前線の影響で、北日本や東日本は寒気の影響で、２１日にかけて、激しい雷雨のおそれがある。

　２１日にかけて予想される雨量は多い所で、九州北部、四国、北海道で１５０ミリ、九州南部で１２０ミリ。関東も２０日夜にかけて、急な雷雨のおそれがある。土砂災害や河川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻にも注意が必要。