石井国交相は２４日、法令とは異なる方法で燃費データを測定するなどしていたスズキに対し、再発防止への取り組みを定期的に報告するよう指示した。

　スズキ株式会社・鈴木修会長「試験方法について不正行為を行っていた。誠に申し訳ありませんでした」

　石井国交相「二度と不正行為を行うことがないよう、真剣に取り組むとともに自動車産業の信頼回復に努めていただきたい」

　石井国交相は、今回の不正行為が、自動車産業の信頼を傷つけたとして３か月に１度、再発防止の取り組みを国に報告するようスズキに指示した。

　また国土交通省は、新車発売の際の審査についても燃費データを詳細に確認するなど、スズキに対する審査内容を他のメーカーより厳しくすることをすでに決めている。