市街地が冠水 福山市が浸水住宅の実態調査
今月22日からの大雨で市街地の広範囲が冠水した広島県福山市では、床上浸水した住宅の実態調査が行われている。
冠水した福山市佐波町では、市の職員と保健士が、被害にあった住宅を巡回した。福山市では、今月22日からの大雨で芦田川の支流が氾濫(はんらん)し、住宅地が冠水するなど少なくとも1760棟に被害が出たと推計されている。
巡回調査は、実際に「床上浸水」した住宅を確認し、固定資産税の減免などを講じるためで、消毒用の薬剤も配布された。
被害にあった住民「湿気たらあとはカビてくるでしょ。消毒の仕方が分かったので助かる」
既に9地区で約80棟の調査が終わり、今月26日までに確認を終える方針。