韓国が輸入規制 ホヤを冷凍保管…堆肥に?
宮城県の漁協は、韓国の輸入規制で販売先が確保できないホヤを一時冷凍保管することにした。
29日、女川町の竹浦漁港では養殖場で育った3年から4年もののホヤが水揚げされた。県内産のホヤは、これまで生産量の7割を輸出していた韓国が原発事故を理由に輸入規制を続けているため、生産過剰となっている。このため漁協では、出荷できないホヤを処分の方法が決まるまで試験的に冷凍して保管することにした。
こうしたホヤは堆肥(たいひ)の原料などに活用することが検討されていて、漁協では来月中旬までに処分方法を決める方針。また、処理にかかった費用は東京電力に請求することにしている。